2015年 畑作育苗・栽培

抑制栽培の始まり。 抑制栽培は6月18日に1回目の播種、6月30日に2回目の播種を行い育苗が始まります。
その間春作メロン、スイカの出荷に追われ収穫が終われば、後始末をして肥料散布、耕耘、畝上げ、灌水、マルチ掛けの作業に追われます。
そのころには、気温も上昇しハウス内は外気温以上の中での作業になります。

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メロンの栽培

収穫 着果から48日目 (2015/09/15) 丹精込めたアールスメロンの収穫が始まりました。
今年はまずまずの出来です。

着果から31日目 (2015/08/29) 袋かけは既に完了し、ネットもほぼ完了です。玉の色は薄い緑色でアールスメロンの風格が出てきました。
この頃にはあまり水も欲しがらないようで、徐々に減らしていきます。

着果から17日目 (2015/08/15) ネット発現盛期
玉吊りも終わり、8/10頃からネットは発現し今がネット盛期です。
灌水も多めにして玉を大きくします。

着果から7日目 (2015/08/05) 7/25に蜜蜂をハウスに入れて3日間は動かない日々が続きましたが、開花(7/27頃)には間に合いました。

親づるの芯止めと、子づるの芯止め作業は完了して、そろそろ摘果となります。

定植から17日目 (2015/07/24) 既に15節まで成長しています。1節/日の成長です。
定植7日目で1回目の芽欠き、9日目で支柱立て・紐結び、11日目つる吊り開始、15日目11節迄芽欠きを完了させてます。
その間、トマトの定植とメロン2回目の定植と、メロン3回目の播種をしています。

ハウス2連棟単位(約1000本)の作業ですから、とにかく忙しくしています。

抑制メロンハウス内準備~定植から5日目 (2015/06/30-07/12) 抑制メロンの播種(6/18)から育苗が始まり、春作スイカを片付けて、肥料散布、耕耘、畝上げ、灌水、マルチ掛けそして定植(7/7)しました。
メロンの収穫をしながら2週間で次の栽培の段取りを急ピッチで行います。


上記は抑制栽培編 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
6月9日から21日までの13日間で収穫は完了しました。
メロンの成長 (2015/05/14) 優香、マルセイユ、アンデス共に順調に育っています。
アールス系のモネとミラノも順調に着果が進んでいます。
優香、マルセイユの作業はマット敷きと摘果も終盤で蜜蜂はハウスから出しています。
アンデス、アールス系メロンの作業は、つるの巻上・芽欠き、着果つるの整枝、芯止め、摘果を を順次進めていきますので、半端なく忙しい。

アンデスメロン (2015/05/06) 芽欠きを繰り返し、やっと23節まで成長しました。
雌花も咲き始め、着果は蜜蜂の働きにかかっています。

マルセイユメロン (2015/05/06) 足場も無いくらい成長し着果も進んでいます。
マルセイユは大きいもので直径10cmになり、優香メロンはまだ小さいですが確実に着果してます。


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アンデスメロン (2015/04/28) 定植から22日経過しました。小さな花芽も出来ました。
蜜蜂投入は5月1日を予定してます。

マルセイユメロン (2015/04/22) 定植から24日経過しました。順調に育っています。
既に子づる3節目までの芽欠きは完了していますのであとは少し無造作に伸びる子づるを少し方向修正しながらほぼ放置状態で良いでしょう。
蜜蜂は4月17日夕方に投入してます。


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アールス系メロン (2015/04/14) アールス系は立ち栽培1本仕立て(親づる25節目で芯止め)1玉取り。
表皮はきれいなネット模様となり果肉は緑色です! 着果は親づる13~15節目から出た子づるの1節目に着果させ、2玉を摘果し1玉残します。 ミラノの成長はコンパクトな感じです。

アンデスメロン (2015/04/14) アンデスは立ち栽培1本仕立て(親づる25節目で芯止め)2玉取り。
表皮はネット模様となり果肉は緑色です! 1節~3節まで芽欠きしてます。今から4節~6節目まで芽欠きをします。 着果は親づる12~15節目から出た子づるの1節目に着果させ、2玉を摘果し2玉残します。


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マルセイユメロン (2015/04/14) マルセイユは地這い3本仕立て(親づる4節目で芯止め)5玉取り
表皮に縞模様となり果肉は赤色です! 子づる3節まで芽欠きしてます。4節目以降の孫づるを伸ばします。

優香メロン (2015/04/14) 優香は地這い2本仕立て(親づる3節目で芯止め)4玉取り
表皮は黄色くなり果肉は緑色で果肉は厚くジュウシ~ィ・・・です! 子づる3節まで芽欠きしてます。4節目以降の孫づるを伸ばします。

メロンの芽欠き (2015/04/04) メロンの定植は3月26日~28日で1回目の定植、3月30日~31日で2回目の定植をしました。
1回目の定植のマルセイユ(下画)は地這い栽培で、4節目の芯止めも完了し3本出し、 アンデス(右画)は、立ち栽培で現在3節迄芽欠きをしています。
2回目の定植のマルセイユとアールス系は定着したところです。


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スイカの栽培

スイカの成長 (2015/06/02) スイカは、平均直径25cmまで肥大してきました。今月(6月)中旬に収穫です。

スイカの着果 (2015/05/14) スイカの着果を記憶するための着果棒を立てました。
5月4日~6日は黄色、5月7日~9日は白色、5月10日~12日は青色に識別です。 スイカの大きさと着果時期の関係は、ソフトボール大で7日、野球ボール大で5日、卵大で3日とみています。
着果からしばらくは、ヘチマのような形をしているのですが、これが丸あるくなっていきます。

スイカの芽欠きと、たぐり寄せ (2015/05/06) 10節までの芽欠きも完了し、トンネルビニールを除去して、18節までの芽欠きも完了。
雄花も咲き始め、蜜蜂も入れました。そろそろ開花時期の印としての輪ゴムを準備します。 ここまでの作業が半端なく忙しいかった。

スイカの成長 (2015/04/28) 今からわき芽の芽欠きを始めます。既にトンネルの端まで伸びているものもあり、 早くしないと芽先が折れてしまいます。花芽は18~23節程度に付けるつもりで、 まずは10節迄欠きながらたぐり寄せます。

スイカの整枝 (2015/04/14) スイカの定植から20日目には、小づるが40cm程度成長したため、3本仕立て(整枝)をしました。(2015/04/11)
3本に絞り込むと急に葉っぱも大きくなり成長が早くなります。

スイカの小づる (2015/04/04) スイカの定植から14日目には、小づるが20cm程度に成長しています。
30cm程度伸びたら、この小づるの中から3本に絞り込み伸ばす予定です。

スイカの定植 (2015/03/21) 昨日のうちに温床から出してコンテナにいれて、一旦水に浸したスイカを定植しました。株間50cm
ついでに4節残して、芯止めもしています。


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スイカ床作り (2015/03/17~19) 床作りは、各種肥料を入れて耕耘し、JAチューブを敷きます。
次に別の灌水ホース(スミサンスイホース)にて床土全体に1.5時間灌水します。
その上からこの畑は草が多いので、クレマートU(除草剤)を散布します。 次に、土全体を覆うようにマルチ(0.05㎜農ポリ2.7m幅)を敷きました。
更にその上からトンネルマルチ(0.05㎜農ポリ2.7m幅)を覆って保温性を上げて床作りは完成です。


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育苗

メロン苗の成長 (2015/03/16) 2月26日にポットへ直接播種したマルセイユメロンの状態。
昨年はトレー播種をしたのですが鉢上げの手間がかかるので、今年はマルセイユ、アールスをポット播種にチャレンジしました。
ほとんど問題なく発芽・成長しています。但し、アンデスメロンはトレー発芽・鉢上げしてます。

呼び接ぎ部クリップの除去 (2015/03/16) 2日前(3/14)にクリップをすべてとりました。
クリップをとる前に少しずらしてから取る方もいますが、一度に取ってしまいました。
問題はないようです。


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スイカ穂木切断 (2015/03/08) スイカ穂木の試し切り後、すべてのポットの穂木を切断しました。
萎れていくようなら失敗です。

スイカ育苗状況と呼び接ぎ (2015/02/23) スイカ(穂木)と台木の背丈がそろったところで『呼び接ぎ』を始まます。
問題は、スイカの成長にばらつきがあること!先人の知恵を確認したところ、播種・覆土方法と育苗床の環境に違いがありました。
種をトレーに置くときは種のとんがりを斜め40度に置き向きをそろえる。
覆土後の押さえはトレー全体1枚の板で加圧するのではなく分割して均等にやや体重を乗せるくらいに押さえる。
温床に並べたらトレーの周囲を断熱材で囲うことが、発芽のバラツキ防止と種殻付着防止になるようです。
それから台木はもう少し間隔を広げることで徒長防止になり接ぎ木が楽になります。

スイカ台木(かちどき2号)の発芽 (2015/02/15) 台木の播種から4日目にスイカ台木の発芽を確認しました。
台木は一斉に培土表面が盛り上がっているので穂木よりばらつきは無いようです。

スイカの発芽とスイカ台木(かちどき2号)の播種 (2015/02/11) 播種から3日目にスイカの発芽を確認しました。不揃いのためトレーの向きを替えています。
それと日を同じく、台木の播種をしました。


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スイカ穂木の播種 (2015/02/08) スイカの発芽用培土は、無難に『たね培土1号』をトレーに詰めて播種しました。その上から覆土して水をたっぷりかけ、その上に新聞紙を1枚かけて温床に並べました。
保温するために更に保温シート、こも、トンネルビニール、タイベックシートを使用しています。
温床のサーモ設定は29℃、トレーの温度は28.7℃に上昇しました。

苗ポット用培土作成 (2015/01/31~02/03) 自作培土を作成中、昨年春の牛ふん堆肥を乾燥させて作ろうと思ったのですが、完熟していないようなので使うのをあきらめ、スーパーヤッシーたね培土に砂と微生物有機肥料その他を調合させ作ることにしました。
pH:6.4、EC:0.8の培土が出来上がり、スピードポッターにて、スイカ用の10cmポットへ詰めます。
スーパーヤッシーたね培土は、培土として調整済み(pH:6.5、EC:0.68)ですから、砂を混合した分ECが下がります(pH:6.4、EC:0.2となった)ので、肥料を追加しました。
尚、ピートモスは酸性が強く(pH:4.3)少量使いました。また、苦土石灰はpH:6.4のままでしたので使っていません。

苗培土の診断 (2015/01/22) 自作培土の土壌診断結果は、pHは低く、ECも高く出たそうです。対応策としては堆肥を乾燥させて、石灰を加えて、砂の量を増やすことにします。
また、堆肥のみを『みどりくん』を使って調べてみたのですが、pH:5.0、窒素、リン、カリともに高くでました。
堆肥だけでは発芽・育苗はできないでしょう。

育苗培土作り(試作) (2015/01/18) 育苗ポットに使う培土は、昨年『たね培土1号』を使用しましたが、今年は自作の培土を作ってみます。
自作の培土は里親から伝授され、消毒済みの堆肥、洗い砂、ピートモス、くん炭、石灰類、肥料等で 作成します。それから自作培土の土壌診断は農林総合事務所の方にお願いすることにして、自分でも簡易的に みどりくんを使って調べることにします。


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堆肥消毒完了 (2015/01/17) 堆肥消毒から9日経ちました。
ビニールをめくって攪拌してみましたらまだ刺激臭があります。
このまま揮発するのを待ちます。

2015年の始まり (2015/01/09) 1年間熟成した堆肥の消毒を開始しました。
育苗ハウス内に 1m×2m×高さ30cmに堆肥を積み上げ、そこへ45cm間隔に長さ2m弱、深さ15cmの溝を掘って クロピクテープを2本埋め込みました。刺激臭に注意です。
その上からビニールシートにて被覆して7日以上放置します。

クロピクテープの適応病害虫 : つる割れ病、ネコブセンチュウ、黒点根腐れ病、苗立ち枯れ病

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